灰汁抜き処理が大変なぜんまいも、炒め煮で絶妙の酒肴に|父と採るぜんまい

水の豊かな沢や土手などに生育するぜんまいは、新芽を食用に利用できますが、食べるまでの処理にとても手間の掛かる山菜です。採取したぜんまいの綿毛をすべて取り除き、重曹または木灰を混ぜた水を煮立てた鍋で一晩浸しておきます。翌日になったらもう一度ぜんまいをゆで上げ、新しい水でさらしておきます。これでも灰汁が残っているので、まだぜんまいを食べることはできません。煮立ててさらしたぜんまいを、数日間天日干しにして、すっかり乾燥させておきます。天日干しして完全に乾燥させたぜんまいを、鍋に入れた水に浸け、重曹または木灰を混ぜてゆで立たせながら手でもみほぐします。加熱されている水の温度が摂氏40度を超え、手が入れられなくなった頃合いを見計らって水を替えます。重曹または木灰を忘れないように入れ、ぜんまいの灰汁が抜けやすくします。ぜんまいから赤っぽい色の灰汁がしみ出さなくなるまで、「加熱・もみほぐし・水交換」のプロセスをくり返したら、ようやく灰汁抜き処理が終わります。こうして湯戻しして灰汁を抜いたぜんまいは、厚揚げや油揚げといっしょに醤油で煮浸ししたり、ごま油とコチジャンで味付けしながら炒めてナムルにしたり、にんじんや小松菜など、ほかの野菜や魚などといっしょに濃いめに調理すると、酒の肴にピッタリのおかずが仕上がります。いかんせん、ぜんまいは灰汁抜きに数日間の手間が掛かりますから、自分で処理するのも大変ですし、国産の灰汁抜きぜんまいも結構値が張ります。比較的安価で手に入る中国産のぜんまいで手軽に料理しても、独特の野生味が楽しめるのではないでしょうか。

わら灰干しぜんまいの煮物

この季節になると、夫の実家から、わら灰干しぜんまいが送られてきます。山に自生しているぜんまいを採って、わら灰をまぶして干したもので、都会育ちでありながら山菜好きの私にはたいへん珍しく、かつ、ありがたいものでした。とはいっても、最初はうまく扱えず、おいしいけど硬い部分が残ったり…と苦戦の連続で、いつも夫の実家でごちそうになるぜんまいの煮物とは雲泥の差。どうも夫の実家では圧力鍋で炊いていたようなのですが、我が家には圧力鍋もなし。どうやったら軟らかくなるのか、試行錯誤の日々でした。ネットで乾燥ぜんまいの扱い方を調べ(わら灰干しぜんまいって意外と載っていないものです…)、試してみた結果、「沸騰直前の熱湯でもどす」のが良いらしいとわかりました。

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干しぜんまい

ぜんまいは、みんなが知ってるもっともポピュラーな山菜です。ぜんまい科ぜんまい属の多年草で、全国に自生しています。そのほかは、中国や朝鮮半島、台湾などにも広く分布しています。ぜんまい属にはいくつかの種類があり、食用に出来るものは、ぜんまいとヤマドリぜんまいの2種類です。ヤマドリぜんまいは、湿地帯に大群落を作っていることが多く、採取するのが楽なぜんまいです。ぜんまいはワラビと同じくシダ科の植物になります。春に出る若芽は、綿毛を被っています。伸びてくると、綿毛がとれて、50センチから1メートルになると、葉は無毛になり、鮮やかな緑色になります。

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山菜好きには欠かせないぜんまい

ぜんまいは、クルリンとした渦巻き状の独特の形状で有名なシダ植物ですが、山菜好きの人にとって欠かせない食材としても有名です。でも、自分で山へ採りに行こうとすると、なかなか大変です。なぜなら、ぜんまいは北海道から沖縄まで日本全国に分布していますが、水際を好む性質があるので、急な渓流沿いなどに生えていることが多いからです。ぜんまい採りをするには、まずしっかりと体を鍛えて脚力、体力をつけないとダメなんですね。そして、採ってからも一苦労があります。ぜんまいの表面には細かい綿毛がびっしりと生えているので、これを手作業で丁寧に取り除きます。

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山菜といえばぜんまい

毎年春の風を感じると山へ山菜とりに出かけるのが毎年の行事になっている。あのすっくと伸びた姿を見つけると宝物を見つけたようにうれしいものです。あった。ここにも、あそこにもっと楽しいですよ。同じシダ植物のわらびも同じ時期に採れるから山菜とりに山に入っても楽しみは多い。採ってきたぜんまいはきれいに綿などを取り除き、水で洗い流します。

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ぜんまいの煮物のレシピ

ぜんまいは山菜の中では比較的なじみのある食材ですが、甘辛く煮た煮物ぐらいしかあまり作った事がありません。これは家でぜんまいのにものを作るときのレシピですがご紹介したいと思います。用意する物は、瓶詰めなどの水煮のぜんまい300グラム、糸コンニャク100グラム、薄揚げ1枚です。調味料は、お醤油大さじ3杯、みりん大さじ1杯、酒大さじ1杯、だしの素小さじ1杯で、あらかじめ水1カップ程度に合わせておき、あわせ調味料としておきます。最後に回しかけるようにメープルシロップ小さじ1杯弱もあるとつやっと仕上がります。まずぜんまいは軽く絞っておきます。

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